イントラレーシック手術を受ける当日、緊張しながらクリニックに向かいました。クリニックで受付を済ませた後、術後の薬や注意点の説明を受けました。運動制限があり、洗顔や化粧などもできませんでした。手術の前に最終検査&診察があるのですが、角膜の厚さが気になりました。角膜の厚さは、最低でも約250μmないと手術ができないと聞いていましたが、私は大丈夫でした。私の他にも15人くらいの患者さんがいました。点眼麻酔の目薬をさされ、待合室で20分ほど待機。すると、一体何人いるんだ?と思うほど大勢の、オペ着を着た医師や看護師がぞろぞろと手術室に入って行きました。
初めにイントラレーザー室という、角膜を蓋状に切る「フラップ」を作成する部屋へ誘導されました。ドキドキです。点眼麻酔をして、リクライニングチェアみたいな手術台へ。まず、機械が私の右目に降りてきます。光の中央を凝視すると、機械が眼球をキュッと吸引し圧迫します。この時が一番辛かったです。そして、フラップが作成され、視界は白くなり、何も見えなくなりました。眼球を圧迫していたせいなのか、立ち上がると少し気分が悪くなりました。
次は、歩いてエキシマレーザー室へ移動し手術台に横になりました。医師から緑の光の中央を見て絶対に動かないように言われ、開眼器と滅菌布が眼に装着されました。私は緊張のため、手をグーにしすぎて手の関節が痛くなってしまいました。角膜のフラップを、コテのようなものでペロンとめくるのが見えてすぐに見えなくなりました。男性の声で「照射時間21秒です。20…10…3・2・1、照射終了!」。カウントが20からだったけど、本当に21秒照射したの?!と思うほど短く感じました。そんなことを思っていると、今度は左目に。「照射時間20秒です。」同様にカウントされ、レーザー照射は終了したようです。
その後は、フラップをコテで戻され、ペタペタとなでられ、バシャバシャと眼を洗浄&消毒しました。これで手術自体は終了し、また歩いて回復室へ向かいました。15分ほど休憩し、その後に診察。診察時にもらったメガネは嫌だったので、サングラスをかけてタクシーで帰宅しました。手術後は視界はまだもやがかった状態ですが、時間が経つにつれて、以前は見えなかったものがはっきりと見えるようになりました。
レーシックについてご紹介します。レーシック「Laser in situ Keratomileusis」の略称で、キリシャ語で「Keratos」は角膜、「Mikeusis」は修正するという意味です。このレーシックを直訳すると、「レーザーで角膜を調整する」ということになります。実際のレーシックも、視力を矯正するためにレーザーを使用する治療方法です。メガネやコンタクトレンズに代わる、第3の視力矯正法として最近では注目を浴びています。
手術の時間は両眼で15~20分ですが、その内レーザーの照射時間は数十秒程度です。そして、最先端の医療技術といわれています。手術と言っても、ほとんどの専門病院で日帰り手術ができます。そして、両眼・片眼どちらでも手術が可能です。近視や遠視とは、眼に入る光の屈折異常によって焦点が合わないピンボケしている状態のことです。メガネやコンタクトレンズはレンズを使用して、光の屈折を修正して焦点を合わせるため見えるようになります。
それに対してレーシックは、眼の角膜を切開して、めっくた部分にレーザーを照射することで、屈折を変えて焦点を合わせます。メガネやコンタクトレンズのように、眼に何かを装着するのではなくて、レーシックは、眼自体を矯正することで、裸眼での視力を回復させることができます。レーシックは、眼に直接レーザーを当てることから、受けてみたいけれど、心配や不安、そして疑問などがある人は多いです。しかし、正しく理解して治療をきちんと行えば、安全性が高くて効果的な治療方法です。
