ウェーブフロントレーシックは、ひとりひとり異なる高次収差を専用の機器で解析し、エキシマレーザーを照射して屈折矯正するオーダーメイド的なレーシック手術です。収差とは、光の波長や光線がレンズを通過する角度や位置で光の束の焦点が微妙にずれる現象のことを言い、人間の眼には、その人特有の歪みなどがあります。ウェーブフロントレーシックは、眼球の凹凸情報や不正乱視の細かな解析情報をデータ化することで、見え方の質の向上が期待できます。
ウェーブフロントレーシックは、まず、ウェーブフロントアナライザーという機器で高次収差などの視覚情報を解析します。その解析結果をもとに、手術時のレーザー照射のパターンを決定します。プレビューレンズという専用レンズの作成ができ、術前に術後視力を体験・シュミレーションし、見え方を細かく確認した後、手術を行います。
ウェーブフロントレーシックは、オーダーメイド的な手術なので、費用や時間はレーシックよりかかってしまうのが欠点です。また、フラップや加齢の影響で、予測通りの効果が出ない可能性があったり、検査の1ヶ月くらい前からコンタクトレンズの使用ができないようです。レーシックやイントラレーシック、ラセック、エピレーシックなどの他のレーシック手術と組み合わせることにより、さらに効果が増大する可能性があります。ウェーブフロントレーシックを受けたい場合は、専用の検査があるので、術前に受ける必要があります。
レーシックについてご紹介します。レーシック「Laser in situ Keratomileusis」の略称で、キリシャ語で「Keratos」は角膜、「Mikeusis」は修正するという意味です。このレーシックを直訳すると、「レーザーで角膜を調整する」ということになります。実際のレーシックも、視力を矯正するためにレーザーを使用する治療方法です。メガネやコンタクトレンズに代わる、第3の視力矯正法として最近では注目を浴びています。
手術の時間は両眼で15~20分ですが、その内レーザーの照射時間は数十秒程度です。そして、最先端の医療技術といわれています。手術と言っても、ほとんどの専門病院で日帰り手術ができます。そして、両眼・片眼どちらでも手術が可能です。近視や遠視とは、眼に入る光の屈折異常によって焦点が合わないピンボケしている状態のことです。メガネやコンタクトレンズはレンズを使用して、光の屈折を修正して焦点を合わせるため見えるようになります。
それに対してレーシックは、眼の角膜を切開して、めっくた部分にレーザーを照射することで、屈折を変えて焦点を合わせます。メガネやコンタクトレンズのように、眼に何かを装着するのではなくて、レーシックは、眼自体を矯正することで、裸眼での視力を回復させることができます。レーシックは、眼に直接レーザーを当てることから、受けてみたいけれど、心配や不安、そして疑問などがある人は多いです。しかし、正しく理解して治療をきちんと行えば、安全性が高くて効果的な治療方法です。
