老眼

老眼は医学用語で老視と言われます。老視は病気ではなく、眼の老化現象の一種で、眼の機能が低下し、眼のピントが合う範囲が狭くなってしまう現象です。老眼は、水晶体の厚みを変化させる毛様体の筋力が弱まり、水晶体自体もかたくなってしまいます。その結果、ピントの合う範囲が小さくなってしまったり、ピントが1ヶ所に固定されてしまい、近くにピントが合わなくなってしまいます。老眼と遠視は同じと思われがちですが、全く違うものです。焦点が網膜の後方にあるということは同じですが、原因が異なり、遠視は眼の構造、老眼は眼の機能低下によるものです。

老眼は40代前後から進行していきます。老眼鏡を使用すると、老眼が進行するといわれますが、体が老化するとともに、眼も老化し、誰にでも起こる生理現象で、老眼鏡をつけなければ進行が遅くなるものではありません。歳を取ると、シワが増えたり、肌のハリがなくなってきたりするのと同じで、避けることのできないことです。老眼が進行しているのに、無理をして老眼鏡をかけないでいると、頭痛や肩こりなどの症状が出る場合があります。老眼を進行させないために、老眼鏡をかける必要があります。

老眼の矯正は、老眼鏡の使用が一般的ですが、老眼治療を行っている眼科もあります。老眼治療とは、伝導性角膜形成術と呼ばれるもので、略称CKと呼ばれます。手術時間が約3分という短時間で、日帰りでできる治療です。角膜にラジオ波をあて、角膜のコラーゲン組織の一部を収縮させ、角膜のカーブを変えることで、近くを見えやすくするものです。人間は、遠くを見るときは利き目を、近くを見るときは利き目の反対の眼を使います。老眼治療CKは、利き目と反対の眼に行うことで、遠近共に見える状態になるといわれています。レーシックと同様に、リスクや条件がありますので、受ける場合は、確認が必要です。

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レーシックの施術方法はいろいろとあります。エピレーシック、ラゼック、PRKについて一つずつ簡単に説明していきます。まずはエピレーシックです。エピレーシックではエピケラトームを使っており、イントラレーシックよりも更に薄くて約50μmのフラップを作成することができます。 エピレーシックではレーザーを照射することで視力を回復します。

エピレーシックのフラップは、時間が経過すると共に剥がれ落ちて再生します。そのため、通常のレーシックとは異なっており強い衝撃にも耐えることができます。そのため、角膜が薄いのだがレーシックを受けたいという方や、強度近視のため通常のレーシックでは角膜が足りないという方、格闘技など激しいスポーツを行う方にお勧めの方法です。

しかしその一方で、エピレーシックは視力回復にやや時間が掛かる場合があります。またエピレーシックを受けた後の数日間は痛みを伴うことになります。そして施術をうけた後の管理がレーシックよりも不便なこともあり、エピレーシックにはデメリットも存在しています。次回はラゼックについてご紹介します。

屈折矯正手術の種類についてご紹介します。レーシックとイントラレーシックの他にも、エピレーシックやラゼック、PRKというような屈折矯正手術の種類があります。これらの手術は、角膜が薄いというような理由でレーシックやイントラレーシックを受けることができない人のための屈折矯正手術です。

術式は3種類あげましたが、一般的な概念は全て同様です。これらは、フラップをレーシックよりも薄く形成するか、作らないことによって切除部分の角膜量をさらに多く残すことができます。そのため手術ができるようになります。次のような条件でイントラレーシックとエピレーシックで手術した場合はどうなるのか。角膜切除量の数式を用いてご説明します。

条件としては、イントラレーシックとエピレーシックにおいて近視-9D、乱視-1D、角膜の厚さ520μmです。そして安全ラインを考慮しなくても手術出来るかどうかを考えてみます。この安全ラインとは切除した後の残った角膜の厚さの理想は330μmなのですが、最低280μmあればレーシックの手術は可能とされています。

それでは520μmからフラップの厚さと切除した後の残りの角膜の厚さが280μm以上あれば大丈夫だということになります。角膜切除量ですが、視力の度合い(D:ジオプター)の合計×14μmというように計算します。そのため(-9D + -1D)×14μm=140μm  となります。これをもともとの角膜の厚さ520μmから屈折矯正のために削ることになるのです。

次にフラップの厚さは次の通りになります。・イントラレーシックのフラップの厚さ:110μm、・エピレーシックのフラップの厚さ:50μmです。このフラップの数値も、元々の角膜の厚さ520μmからマイナスしていきます。つまり、残った角膜の厚さをもとめる式は次のとおりです。・イントラレーシック:520μm - 110μm(フラップ) - 140μm(切除量) = 270μm ...残った角膜の厚さ

・エピレーシック:520μm - 50μm(フラップ) - 140μm(切除量) = 330μm ...残った角膜の厚さえす。イントラレーシックでは残った角膜の厚さが最低数値280μmを割ってしまいました。そのため手術が不可能だったのですが、エピレーシックであれば手術ができるということになります。またエピレーシックの場合、角膜残存厚が330μmになりますので安心ラインにも達していることがわかります。


コンタクトレンズを購入したことがある人はご存知かもしれませんが、視力はD(ジオプター)という数値で表されています。一般的に、この数値が高ければ高いほど視力が悪いということになります。また、ジオプターはある一定の数値によって「軽度・中度・強度・最強度」というように分類されています。詳しくはつぎの通りです。

【近視の分類】としては・軽度近視が-3D未満、・中等度近視が-3D以上-6D未満、・強度近視が-6D以上-10D未満、・最強度近視が-10D以上となっております。眼科クリニックでは、この分類ごとに視力回復率を計算することもあります。レーシックでの切除量は視力の度合い(D:ジオプター)の合計×14μmと計算されます。

例えば軽度近視-2Dで乱視-1Dの場合には3D(=-2D+-1D )×14μm=42μmとなります。この例の場合には、角膜42μmを切除することになります。そのため残った角膜の厚さを理想値の330μm以上にする場合には、これに再手術のための20μm(約-1.0D矯正分)を足していくと350μmとなります。この数値に自分の切除予定量42μmとフラップの110μmを足せば350μm+42μm+110μm=502μmとなります。502μm以上角膜の厚さがある人の場合は再手術ができますし近視戻りなどを考えた場合に安心ラインとなります。

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